LAMY サファリ (万年筆)
万年筆は素早く文字を書くことが出来る
万年筆については普通の方はあまり馴染みがないかもしれません。したがって自分自身がそうであったように、扱いが大変、書きにくいというイメージがある方が多いと思います。しかし万年筆にもいろいろあり、ペン先が硬いものを選べばボールペンより圧倒的に早く文字を書くことができます。
しかも初期費用こそ数千円かかりますが、充填式インクを使えばランニングコストが圧倒的にボールペンより低くなります。
取扱いに関しても高価な万年筆だといろいろと気を使うかもしれませんが、このページで紹介しているLAMYというドイツのメーカーのサファリというシリーズであれば数千円しかしないため、最悪使いつぶす感覚で使用することもでき、取扱いに神経をすり減らすということは皆無です。
素早く書ける、疲れないといった点でボールペンに対してこだわりを持っている方もかなり多いかと思いますが、はっきり言って万年筆は素早く文字を書いたり、疲れにくいという点に関して完全にボールペンを超越しています。まだ万年筆を使ったことがないという方は絶対に損をしています。
万年筆の原理
万年筆は毛細管現象を利用してペン先からインクを紙に染み込ませることで文字を書く構造となっています。したがって摩擦はほぼゼロ、筆圧も不要のため文字を書いていても疲れません。
それに対してボールペンはペン先が回転することによりある程度粘度の高い油性のインクを紙に練り付けていくという構造になっています。したがってスラスラ書けるという点で現在最高峰だと思われるJETSTREAMのような低摩擦が売りのボールペンであったとしても摩擦をゼロにすることはできず、万年筆と比較するとスラスラ感がかなり劣ります。
万年筆は疲れにくい
万年筆は摩擦がほぼゼロであると同時に筆圧も必要としないため、長時間文字を書き続けていてもあまり疲れません。ボールペンでずっと文字を書いていると手が腱鞘炎になったり腱鞘炎になりかけたりする場合がありますが、万年筆だとそういったリスクもかなり低いと思われます。
なお、万年筆でもペン先が柔らかい筆のようなタイプのものですと速記ができず、かなりストレスが発生すると思われるため疲れやすいると思いますが、このページで紹介しているLAMY
サファリの場合はペン先が硬いためそういったストレスが皆無です。したがって疲れにくさも低いです。
万年筆は文字を綺麗に書くことができる
ボールペンで書いた文字はダマができたり、直線のつもりでもぐにゃぐにゃ曲がってしまったりとどうしても文字の見栄えが悪くなることが多いです。
それに対して万年筆は、文字をすーっとまっすぐに書くことができるため文字が自然と綺麗に見えます。単純に文字が綺麗に見えるだけでなく、文字を綺麗に書けるようになります。
数字を書いた場合にもボールペンで書くより綺麗な数字を書けるため、多少複雑な集計計算を行なう際に万年筆を使っていると文字を見間違えるケアレスミスがかなり減ります。
万年筆はインクの色が綺麗
万年筆のインクは黒や青がありますが、学習用であれば青を断然おすすめしています。理由は青のほうが採点者が見やすいということと、学習効果という観点から、青い文字のほうが記憶に定着しやすいといわれているからです。
ちなみに万年筆のインクは濃淡があったり、色も明るかったりと、ボールペンのインクより断然綺麗です。また、自分好みの色を選択することもできます。(例えばLAMYの万年筆にパーカー等のインクを使う等)
したがって、きれいは発色の良い自分好みの青を使っていると、勉強していて気分が高揚します。また、自分好みの青であるため、学習効果という観点でも効果があるはずです。
万年筆はコストパフォーマンスが高い
万年筆は文字をすらすら書くことができる反面、インクの消費スピードが半端ないです。したがってカートリッジ式のインクを使う場合にはかなりコストパフォーマンスが低いです。
しかし、コンバーターとボトルインクを併せて購入すればかなりコストパフォーマンスが高くなります。管理人はボールペンですと月1本くらいのペースで替芯を交換しますが、そのペースで万年筆を使ったとしてもボトルインクを1年で使い切ることはできませんでした。つまり、ボトルインク自体は1,000円くらいとそれなりのお値段がしますが、万年筆のインクの消費スピードがいくら早いとはいえ、ボトルインクは簡単には使い切ることが出来ないため結果としてかなりインク代がかなり安く済むことになります。
純正インク以外でもOK
詰め替えインクはLAMY純正のものよりPLATINUMなどの廉価なものを使えばさらにお安く済ますことができます。一般的に万年筆に純正インク以外のインクを使うのはあまりおすすめされていないですが問題なく使用することができます。某世○堂の従業員の方に質問したこともありますが問題ないですよ~との回答をいただいたため実際は問題ないんだと思います。
ただし個人的には、LAMYの純正インクのほうが発色が良く、文字を書いていてテンションが上がること、気のせいかもしれませんが純正インクのほうがスラスラ文字を書けるような気がすること、あとそもそも、純正インクかそうでないかで数100円の違いしかないため、1年間くらいずっと使い続けられることを考えると数100円をケチる意味はほとんどないと思います。
税理士試験での万年筆の使用
万年筆は税理士試験においても使用することができます。ただし、解答用紙の紙質がかなり悪く万年筆で文字を書いてしまうと文字がかなり滲んでしまうため万年筆の使用は現実的には不可能となっていました。しかし2014年度の本試験は紙質がかなり向上しており万年筆の文字が滲まない仕様となっていました。仕様がまた変更されない限りは来年以降も万年筆の使用はできるはずだと思われます。
LAMY サファリシリーズ
LAMY サファリは万年筆の中ではかなり定番品で人気が高いため、次のようにいろいろなカラーバリエーションがあります。その中で個人的におすすめなのは左上のサファリ
ブラックです。
こちらはペンの材質がマットな質感となっており、他のカラフルなもののようにツルツルしていないため手に持った際とてもしっくりきます。あとはスケルトンタイプも物珍しいためとても人気があるようです。詳細はそれぞれのamazonの詳細ページをご覧ください。
LAMY サファリ ブラック |
LAMY サファリ ブルー |
LAMY サファリ レッド |
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LAMY サファリ スケルトン |
LAMY サファリ イエロー |
LAMY サファリ ホワイト |
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LAMY ボトルインク 50ml ブルー |
LAMY コンバーター サファリ用 |
LAMY カートリッジインク |
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