誘導法のよる決算書作成
複式簿記により会計帳簿を記帳している場合にはその会計帳簿を基礎として決算書を作成することができます。これを誘導法と呼びます。
誘導法という名称はさておき複式簿記の仕訳から決算書作成までの流れを図解すると次のとおりです。
このように仕訳したあと財産に関する金額だけを集すると貸借対照表になり、損益に関する金額だけを集計すると損益計算書になります。それが複式簿記です。
ちなみに、簿記を会計帳簿に記帳するところまでだと考えてる方がもしかしたらいらっしゃるかもしれませんがそれは間違いです。簿記とは会計帳簿に記録することとその会計帳簿に基づき決算書を作成することの両方を含んだ概念です。